アラサー発達障害者(ADHD)の転職活動ブログ

障害者枠での転職活動まとめです Twitter:@hattatsu_adhd

長年の朝起きれなさっぷりがADHDのせいじゃなかった話

転職活動の話の途中ですが、ちょっと脱線してこの転職活動中になんと「早起き!!!!!」ができるようになった話を書いてみようかと思います。

※とりあえず最初に、個人の感想です、っていうのは書いておきますね。

ADHD」と「早起き」って、水と油、磁石のN極とN極みたいなものじゃないですか? いや普通に朝型の人もいるかもだけど、寝坊とは切っても切れない関係の障害だと思います。例に漏れず在宅勤務だと始業時間過ぎて電話で起こされるなんてこともあったり……

 

そんな私が朝起きられるようになったのは、通っている漢方内科の先生に勧められた「鉄玉子」を使ったのがきっかけでした。血液検査では貧血はないものの、アレルギーがあるため常に身体が炎症を起こしていて、かくれ貧血かもしれないねということでおすすめされました。鉄剤より吸収が良いのだとか。お腹も弱いので、負担強めの鉄剤よりはそっちを試してみたら?ということで。

鉄玉子は、やかんに入れてお湯を沸かすことで鉄分を補給することができる南部鉄器で、そんなに値段もしないので早速買って試してみることにしました。

こういうやつ

ただ、私は究極のズボラ人間なので、やかんの中で沸かしたりなんかはせず、茶こしに鉄玉子を入れてマグカップに突っ込んでお湯を注いで放置という雑なやりかたでやってみました。

驚いたのは翌日の朝。なんと目覚ましがなる前に目が覚めたのです。

目覚ましが! 鳴る前に! 目が! 覚めたのです!

ふわっと自然に目が覚めて戸惑いました。え? と戸惑いながら目が覚めたのは生まれてはじめてでした。まさかそんなうまい話じゃないだろうと次の日もその次の日も旅行中も(飛行機の荷物検査ひっかかった)試すとこれまたきちんと目が覚めて、偶然ではないことがわかったのです。

 

貧血だったんだ。私の寝坊。

まじかよ。1限、これならとれたよ。

今までの人生なんだったんだ…………………………

 

それからは波はあるもののおおむね安定して朝起きられています。

次の仕事でも、残業は基本朝に振ってもらおうかなと思ってます。

漢方内科の先生ありがとう。恩人すぎる。

今はマグカップじゃなくて、耐熱の水筒に茶こしをがぽっと入れて1リットル鉄お湯作って飲んでます。

ただ、生理の時と運動した時は元に戻ってしまうので、iherbで買ったフェリチンのサプリメントで補っています。すると起きられる。つまり……貧血だったんだ……。

フェリチンは漢方内科の先生におすすめされたわけじゃないんですが、レビューで鉄剤だめな人でも大丈夫だったということだったのでこちらを使っています。普通に鉄剤いける人は鉄剤でいいのかも。

フェリチンはこれ。普段も飲んでると調子がいい。

Cardiovascular Research, フェリチン、 5 mg、 60カプセル Cardiovascular Research

 

朝早く起きるとさあ…一日が長く感じるよね…(早く眠くなるから実際は変わんないんだけど)

というわけで、劇的に生活が変わった健康法の話でした。これだけは多分ずっと続けると思う……

 

 

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障害者雇用での転職にあたって ②エージェントへの登録・サービス再開

 

転職活動を始めるにあたってまずやったことは、障害者雇用専門転職エージェントのサービス再開と登録でした。なんといっても求人を探してくれて楽なのと、自分では見つけられない自分のいいところを見つけてくれるのがエージェントだと思っているので、またガンガン活用したいと思ったのでした。企業と直接交渉とかしたくないし……

 

2021年の冬頃、今まで登録していてサービス停止していたところはマイページからサービスを再開して、4年前にまだサービスがなかったところや、登録していなかったところには新しく登録してみました。以下は登録(再開)してみたところの一覧です。下に理由も書いておきます。そうだ、あと仕事は都内で探してます。

次回の記事では、面談の連絡が来たところは(来なかったところもある…)面談した後の感想も書いてみたいと思います。

※前回エージェントを使ってみた感想はこちら→障害者枠での転職活動④:障害者専門転職エージェント比較

 

dodaチャレンジ :再開 → 面談あり

やっぱりマイページの使いやすさがあったので再開。求人を紹介してもらってから、メールじゃなくてボタン一つでお断りや応募ができるのは心理的障壁が低くてとても良い。(もちろん理由はちゃんと書かないとだめだけど)たしかここは全国対応だったはず。

 

atGP :再開 → 面談なし

やっぱり大手の強みの求人数があるので再開。ここの面談で添削してもらった面接のやりとりで前回内定をもらったようなものなので信頼しています。

ただ、連絡してみたところ、前回の担当さんが異動してしまったとのことで一旦頼むのはやめておきました。

 

DIエージェント:登録 → 面談あり

ここと連携しているbabナビさんに応募してみたい求人があったので登録。また、応募してみたい求人がなかった場合は開拓してくれるという記載があったことと、コラムが充実していたこともあり、アドバイスが良さそうだと感じて登録。(この予感は後ほど当たっていたと感じることになる)

 

LITALICO仕事ナビ:登録 → 面談あり

求人ボックス(条件登録しておくと自動でメールで送ってくれるやつ/このリンクは「Web 東京都 障害者採用」で検索してる)でよく求人を見かけるため登録。面白そうな求人があったことと、大手なので発達障害について知識がありそうだと感じたため登録。面談の後LINEでやりとりするのでそういうのが好きな人はいいかも。

 

アンプティパ:再開 → 面談あり

エージェントさんがいい人だったなと思い出し再開。障害者専門の小さなエージェントで、個人的な営業力で転職先を探してくれる感じのエージェントさんです。面談が優しく丁寧なので、まず何をしたらいいかわからない人とかにいいかもしれない。

 

障害者転職エージェントハッピー:登録 → 面談なし

Web系の仕事を探していたので登録。音沙汰なし。まあ短期転職回数が多すぎるからなあ…むしろほかはよく面談してくれたな。

 

マイナビパートナーズ紹介:登録 → 面談なし

特例子会社が運営している紹介会社ということでよく理解してくれそうと感じ、登録。音沙汰なし。まあ短期転職回数が多すぎるからなあ…………………

 

という感じで登録してみていました。次は面談後の流れと感想などを書いていきたいと思います。

 

 

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障害者雇用での転職にあたって ①自己分析

今回の転職は5回めの転職(しかもコロナ禍)で流石に失敗できないので、きちんと自己分析をしてからじっくりと取り組むことにしました。

幸い今の職場は暇なので、どこでもいいから就職できるところにする! ではなく、長く働けるところに転職できるように、自分にあった職場を探して狙い撃ちしようと考えました。

 

そもそも自分にあった職場ってなんだろう? って考えたところで、辞めてしまった職場が自分に合わなかった職場だよなー。と思い至ります。じゃあどういうところが嫌で、どういうところが良かったか書き出してみようか。と考えてこんな感じで表を作ってみました。(実際はもっと具体的な嫌なところもいいところも文章で書き出しています。)

この表は「科学的な適職」という本を参考にして作っています。

良かった/悪かった表

良かった/悪かった表

それで、できるだけこれを◎で満たした職場を選んで応募していったような感じです。

(もちろん年収とかも考えますが)今回内定もらったのは、とりあえず4つは満たせていてあと2つは自分の努力次第って感じかな〜といった職場です。

 

あとは、障害者雇用なので自分のできることとできないことの整理、必要な配慮の書き出しとか、職場の中でどんな役割を果たしたいかをまとめていきました。

私は職場の中で、切り出されてチームの外でやらせてもらう仕事よりも、チームの一員として貢献していける(=暇にならない)仕事をやっていきたかったので、それを考えて仕事探しをしました。エージェントさんにもそこは絶対条件として伝えています。

そこを評価してもらえる企業もあったのでとても嬉しかったですね。

まとめ

Googleスライドでまとめてエージェントさんに見せたりした



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一度障害者枠で就職してからと、クローズで働いてから

実は、このブログで障害者枠で就職してから、一度クローズで転職しています。

 

と、いうのは、障害者枠での仕事があまりにも暇すぎて、そのストレスで体調を崩し始めてしまったからなのです……。常に動き続けてないと死んでしまうマグロのようなADHDにとって暇は鬼門だと知ったのは体調を崩してから。聞く人によっては贅沢な悩みである、暇すぎて辛いという悩みを抱えて転職活動をすることになるのです。人間関係はめっちゃくちゃよくてほんっとに恵まれた環境でした。今も若干後悔はあります。(でもそのころの人たちみんな期間満了で辞めちゃったみたいだから良かったのかな)

 

その時は、障害者雇用では同じ状況になると思い、今度はクローズで転職して働き始めました。しかし、パワハラ社長の会社に入ってしまい、身内の不幸とコロナ禍のストレスも重なってしまい耐えかねて元の会社に戻ることになりました。運が悪すぎる。仕事はなかなか楽しかったんですけども、ふとした瞬間に偶然見えた精神障害への無理解とか結構きつかったなぁ〜……

 

こうして暇だけども平和な会社に戻ってみて実感したのは、障害者雇用を推進していて、ちゃんと法定雇用率を守ろうとしている会社は、少なくとも法令を守ろうとしているということ(前の会社は採用時健康診断すらない労基案件だった。そらパワハラもする)。そこで、精神を安定させつつ、再び障害者雇用で、しかし自分の求める条件は譲らずに仕事を探そうと思い至ることになりました。

そして思ったより早く見つかりました。運が良すぎる。次の会社はいい会社だといいな。でも既に忙しいのが確定してるんだよな。

 

 

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お久しぶりです。また転職活動したのでブログ書きます。

お久しぶりです。紆余曲折ありまして、また障害者枠での転職活動をして内定をもらいましたので、ブログを書きたいと思います。今回はエージェントを使って転職先を決めました。完全リモート転職活動でした…。一回も実際に人とあってません。

実はクローズで一回転職したり戻ったり色々あったんですがそれはまた追々…

 

今回は絶対失敗したくない!と思って自己分析しっかりしたりなんだりしたのでそこらへんの記事などを書こうかな〜と思います!よろしくお願いします。

 

そんなんどうでもいいから内定もらったエージェントはどこなんじゃいって方がいたら(いるかな)こちらです!!他にも色々登録してみたのでまたまとめ作ります。

dodaチャレンジ

 

 

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障害者枠での転職活動④:障害者専門転職エージェント比較

転職エージェントはたくさんあって、どれを使えばいいのか選ぶのが難しかったりしますよね。私は発達障害者は求人が紹介してもらえないという噂に振り回され、転職初期に焦ってたくさんの転職エージェントに登録したので、それぞれ利用した雑感をまとめておこうと思います。転職エージェント利用の流れについてはこの記事をどうぞ。

※2018年10月〜11月に個人が利用した感想となります。(2022年再度転職活動を行った後での追記 atGPさん、dodaさんの利用感についてはおおむね変わらずです。)

※経歴等によって、転職エージェントに登録できない場合があります。また、エージェントの担当者によって利用感が違う場合があります。ご了承ください。

 

私の経歴はこちらをどうぞ→このブログについて

  • メインで求人を紹介してもらっていたところ
    • 丁寧さ、紹介求人件数◎、アットジーピー
    • セミナー、マイページの使いやすさ◎、案件の多さ○、dodaチャレンジ
    • スピード感◎、Adecco Spring
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障害者枠での転職活動③:SPI対策

転職活動をする上で、適性試験としてSPIが課される企業もあります。新卒での就職活動時に受けた方も多いのではないかと思いますが、実は、新卒時のSPIと転職時のSPIは形式が違います。それに伴って、対策する範囲も異なってきますので、私が受けたSPI試験でどこの範囲が出たかを共有したいと思います。

(企業によっては、新卒と同じSPIを課すところもあるらしいので、絶対にこれを見ておけば大丈夫! というわけではないことをご承知おきください)

 

  • 転職者用のSPI、「SPI-G」
  •  私の受けたテスト「SPI-G ペーパーテスト」の出題範囲
  • 対策に使ったテキスト
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障害者枠での転職活動②:面接では何を聞かれる?

私にとって最大の鬼門、面接。転職活動の真っ最中は、Twitterで毎日のように面接ヤダ〜〜〜〜〜と喚いておりました。まあなんで嫌かと深掘りすると、緊張すると覚えてたことが全部吹っ飛んでしまうからなんですね。なんで緊張するかというと、目上の人が苦手だから(そんなんで働いていけるのか……?)。

多分誰かにジャッジされるのが苦手なんだろうな〜と思いつつ、これまで10回ほど面接を受けてきました。多分読んでいる皆さんは、どんな質問が来るのか知りたい、それに対して対策したい! と思っていらっしゃるかと思うので、どんなことを聞かれたかを羅列していきたいと思います。

 

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障害者枠での転職活動①:応募方法4選

転職活動が一段落したので、障害者枠での転職活動の応募方法を、利用した実感も交えてお伝えしようと思います。

 

私が障害者枠での転職活動に使った媒体は、以下の4つです。

  • ハローワークでの応募
  • ②障害者専門の転職サイトからの応募(直接応募)
  • ③障害者専門の転職サイトからの応募(面接会参加)
  • ④障害者専門の転職エージェントでの応募

 と、言っても、利用比率は(①:②・③:④)=(0.5:0.5:9)と言った感じで、主に転職エージェントを通して応募しています。だって楽なんだもん。

では、①から順に応募方法をご紹介します。

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活動日記⑤:1社内定いただきました!

お久しぶりです。Twitter@hattatsu_adhd)では面接行きたくないのなんのと喚き散らしておりましたが、こちらでの投稿は久しぶりですね。単に面接を受けたりなんだりしているだけの日々だったので、特に書くことがなかったのです……。

全然関係ないですが、今日は障害者割引を使ってフェルメール展に行ってきました。平日でも混み混みでしたが、上野の森美術館は、障害者手帳を持っている人は優先的に入れてもらえるんですね……VIP待遇のようでドキドキしました。牛乳を注ぐミッフィーが売り切れで買えなかったのが残念。

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雑記:発達障害とアイデンティティ

発達障害の確定診断を受けて、障害者手帳を取ろうと思ったときから、発達障害者としてのアイデンティティについてよく考えています。特に最近は、障害者枠での転職活動をしているので、特に、発達障害者として生きる自分のアイデンティティに、どのような変化がもたらされるのか、が気になる事柄です。

 

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活動日記④ 求めるものの優先順位

エージェントさんとの面談が詰まっててあっぷあっぷしていたのもつかの間、書類選考がおおむね滞りなく進み、一次面接、二次面接と進むところもちらほら出てくる感じに転職活動が進んでおります。前に言っていたクローズで受けている会社は採否待ちだったりします。

選考が進むにつれて、段々とその企業で働く想像を巡らせるようになりました。そして、内定をもらったらどの企業に就職するかについて悩みはじめています(取らぬ狸の皮算用ともいう)。

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ライフハック:発達障害(ADHD)対策サプリメント

 

今回は、私が発達障害(ADHD)の改善と健康維持のために飲んでいるサプリメントを紹介したいと思います。色々なサプリメントを試してみた結果、今回書く組み合わせで近年で一番体調やパフォーマンスが良いと感じています。こちらの記事が参考になって、少しでも生きやすくなる方がいればいいな〜と思います。

今回紹介するサプリメントはすべてiherbで買っています。記事内リンクから購入or最下部にある5%OFFクーポンを使っていただけると私もちょっとお安く買い物できるようになるので、もしためになったな〜と思ったらそこから買っていただけますと喜びます。

※全ては個人の感想&調べたこととなりますので、効能・副作用については保証できかねます。

また、処方薬を飲んでいる場合、主治医の先生に確認してから飲むと安心だと思います。

 

ものごとに取り掛かる気力のなさに一番課題を感じていたので、そのためのサプリメントが多くなっています。飲み忘れるので、だいたい1日1回飲めばいいようなサプリメントを選んで買っています。

 

 

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雑記:カオスの彼方

いろんな方の発達障害ブログを見ていると、発達障害の診断を受けたり、WAIS-Ⅲを受けた経緯とかが書かれていて、素直にすごいな〜と思います。と、いうのは、私の頭の中身が「過去の出来事が渾然一体となったカオス」でしかなく、すべての時系列が無に帰してしまっているからなのです。いつ診断を受けたかとか、いつ頃から通院してるのかとかが、全くわからない。

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活動日記③ 自分の特性、もらいたい配慮

障害者専門のエージェントを通して転職活動をしていると、だいたい「障害特性と、もらいたい配慮」についての書類を記入する必要があります。

主に

・診断を受けたきっかけ

・通院、服薬状況

・特性による苦手な業務と、もらいたい配慮

などを記載するシートになっています。

企業側が障害者を雇用するにあたって、どんな障害を持っているかを把握するためのものなので、だいぶ重要です。

 

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